県教委指導主事を逮捕 名古屋・天白署など児童買春容疑で

名古屋・天白署と県警少年課などは五日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで県教委指導主事の鈴木稔容疑者(44)=名古屋市東区徳川町=を逮捕した。逮捕容疑では二〇一五年十二月二十日、県外の当時高校二年の女子生徒(16)が十八歳未満と知りながら、名古屋市近辺のホテルで現金を支払い、みだらな行為をしたとされる。

 署によると、鈴木容疑者は女子生徒のツイッターのプロフィルを見てメッセージを送り、連絡を取り合うようになった。「弁護士と話してから答える」と認否を留保している。

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 鈴木容疑者の逮捕を受けて県教委の柴田悦己高等学校教育課長らが五日夕、県庁で記者会見し、「信じられない。時間を惜しまず職務に精励する職員とみていた」と語った。

 県教委によると、鈴木容疑者は一九九四年採用。今春の異動で県立御津高校(豊川市)から県教委高等学校教育課に移り、「進路指導グループ」で指導主事として公立高校入試の準備などを担当し、各高校を指導する立場だった。

 県教委の教職員が逮捕されるのは今年四月以降三人目。いずれも逮捕容疑は児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)で、三人のうち豊明市立小学校の男性常勤講師(35)=懲戒免職=は罰金刑が確定した。

 一五年度は懲戒処分した教職員二十四人のうち八人がわいせつ事案だった。
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20160806/CK2016080602000046.html?ref=rank