世田谷の「声かけ写真展」で少女写真を販売 主催者はアダルトサイト運営も

◆世田谷の「声かけ写真展」で少女写真を販売 主催者はアダルトサイト運営も

中年男性が小・中学生の女子に声をかけて写した写真の展示会「声かけ写真展」が、物議を醸している。
東京・世田谷で開催されたこの展覧会では、これらの写真が展示・販売された。
被写体の許可を得たものなのか、わいせつ性はないのか。BuzzFeed Newsは主催者に取材した。
公式サイトでは、街角で遊ぶ少女に声をかけ写真を撮る行為について、「30年前にあった、ひとつの写真文化」と説明している。

「声かけ写真はフィルム式コンパクトカメラが普及した1970年代から数十年にわたりアマチュア写真家に好まれたテーマで、中でも街角に遊ぶ少女は格好の被写体でした。
少し昔のノスタルジーを感じてみたり、普遍的な子供の世界を楽しんでみたり、現在撮影を楽しんでいる人には制作のあり方に驚きと新しいヒントがあることでしょう。
少女写真界隈では十分な知名度のある作家を一同に介し、この規模で合同少女写真展を開催することは過去例がありません」

しかし、見知らぬ少女に声をかけて写真を撮り、それを販売する行為に対し、ネット上で批判が巻き起こった。
「文化が未成熟で、肖像権や防犯意識が希薄だっただけ」「昔から事案扱い」
販売された写真がネットにアップされ拡散することを懸念する声もあった。

BuzzFeed Newsは会場側と主催者の双方に取材した。
会場を貸し出したIID 世田谷ものづくり学校の永井光浩事務局長は、主催者側から「街の風景に溶け込んだ子供の写真を展示したい」と説明を受けたと話す。
過去に写真集の販売や、展示会を開いた実績について説明を受け、「昭和時代に撮影したスナップ等々の写真を展示するという話だった」。
事前に写真サンプルをチェックした。企画担当者は「パンツが写っている写真がありおかしいと思った」が、街と子供の写真という説明だったため、「変な連想を起こすような写真の展示は無理」と忠告する程度だったという。

写真を販売する説明は「なかった」という。「販売されている事実は、皆さんのメールや苦情でわかりました」
BuzzFeed Japanは主催者に取材するため、連絡先を探した。
IID 世田谷ものづくり学校のサイトにあった、声かけ写真展を紹介するページの問い合わせ先メールアドレスのドメインにアクセスすると、アダルトサイトにつながった。

ものづくり学校側は、この事実を知らなかったといい、「確認が甘かった」と話す。
BuzzFeed Newsは主催者の株式会社「土」の福田信哉代表に話を聞くことができた。
福田代表は、アダルトサイトを「土」が運営していることを認めたうえで、「声かけ写真展は全く違うプロジェクト」と述べた。
http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1462885989/