強姦・児童買春容疑での鹿嶋市議逮捕受け 議長ら会見 捜査推移見て処分

小学校高学年の女子児童への強姦(ごうかん)と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の容疑で鹿嶋市議の高村典令容疑者(46)が逮捕されたことを受け、市議会の池田芳範議長らが二十六日、市役所で会見し、捜査の推移を見守りながら辞職勧告などの処分を決める方針を明らかにした。
 会見前には全員協議会が開かれ、処分や議員報酬、議会の対応などを話し合った。
 高村容疑者の弁護人と連絡が取れておらず、容疑の認否も分からないため、現時点では捜査の推移を見守ることになったという。
 池田議長は「公人としての信用を失墜させ、市民の信頼を著しく損なった。大変申し訳ない」と頭を下げた。西塚保男副議長は「ある段階で、辞職勧告を含め厳正に対応する」などと語った。
 市と市議会には、二日間で計五十本以上の抗議の電話やメールが寄せられたという。今月末に配布予定だった市議会の広報紙には、高村容疑者の議会での質疑が掲載されており、市議会は削除して刷り直すことを決めた。
 高村容疑者は昨年四月の初当選の前は、福祉施設に勤務していた。池田議長は「福祉や教育関係の一般質問をすることが多かったと思う。悪い評判は聞かず、今回の事件は青天のへきれきで残念」と話した。
 西塚副議長も「実直な好青年という印象。まさか、という思いだ」と驚いた様子だった。 (宮本隆康)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016042702000166.html