少女の裸LINEで転送 男子高生書類送検

交際相手の女子高校生にスマートフォンで裸の画像を撮影させて無料通話アプリ「LINE(ライン)」で送らせたうえ、友人に転送したとして、愛知県警が、県内の男子高校生を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造、提供)の疑いで書類送検していたことがわかった。画像はラインを通じ高校生約20人に出回り、県警はこのうち、画像を転送した男女4人も同法違反(提供)の疑いで書類送検した。

 捜査関係者によると、男子高校生は昨年8月、交際相手だった女子高校生に「お前のことが好きだから画像を送って」「人には見せないから」などと持ちかけ、スマホで裸のわいせつ画像を撮影させ、ラインを通じ、画像を送らせたうえ、友人の男子高校生に転送した疑い。

 この後、画像は友人の間で次々に転送され、約3か月で男女約20人の高校生に出回った。中には5人以上に送った生徒もいた。県警は生徒らにわいせつ画像の転送が違法行為との認識が薄く、興味本位だったとみている。

 事件は昨年11月、被害に気づいた女子高校生が県警に相談して発覚した。県警は、同様のケースが他にもあるとみており、被害相談を呼びかけると共に、画像がインターネット上に流出する場合もあるとしてネット監視を強化している。

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 「今回の事件は氷山の一角」。子供のネット上のトラブル相談を受ける「全国webカウンセリング協議会」(東京)の安川雅史理事長(50)はこう指摘する。

 安川理事長によると、ラインを通じ、自分の裸の画像が出回ったため、不登校になったり、いじめにつながったりする事例は後を絶たないという。「他人に見られたら恥ずかしい画像は交際相手でも決して送信しないで」と呼びかけ、「わいせつ画像をラインなどで送る行為は犯罪だと、学校や家庭でしっかり教えるべきだ」と訴えている。
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20160414-OYTNT50458.html