児童ポルノ被害の4割が自画撮り 県警「絶対送らないで」

昨年一年間に県警が摘発した児童ポルノ事件の被害者が、過去最多の四十人(前年比五人増)に上ることが分かった。そのうち、自分の裸を写真や動画で撮影し、自らネット送信したケースは約四割の十五人となっており、県警は「こうした『自画撮り』画像がいったんネット上で流出すると回収は難しい。絶対に送らないで」と注意を呼びかけている。
 「自画撮り」の被害者は全員が女性で、中学生が九人と最も多く、次いで高校生が四人だった。
 昨年二月に起きたケースでは、県内の中学の女子生徒=当時(14)=が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて知り合った男に、自ら動画撮影した自分の裸をネットで送信した。動画を送った理由について「男にいつも相談に乗ってもらっていて、優しかったので、言われるがままに送ってしまった」と話したという。女子生徒のスマートフォンを見た母親が気づき、県警に相談した。
 少年捜査課の千種寿代次席は「相手は親切なふりをして近づいてくる。自分の名前など個人情報についても知らない人に気軽に教えないで」と訴えている。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201604/CK2016041402000199.html?ref=rank